
ヨルムンガンド、すなわちミドガルズの大蛇は、ロキと女巨人アングルボザの第二子である。オーディンがこれを深い海へ投げ込むと、世界全体を取り巻いて自らの尾を咥えるほど巨大に育った。トールとは二度対決する。トールがヒュミルと釣りに出たとき、彼はこの蛇を釣り上げ、もう少しで引き上げるところで釣り糸を断ち切られた。またウートガルザ・ロキの館では、トールは知らぬまま、大きな灰色の猫に姿を変えたこの蛇を持ち上げようとし、その片足だけを高々と上げさせた。ラグナロクにおいて両者は最後の対決を迎える。トールはその頭を打ち砕くが、九歩歩いたところでその毒に倒れて息絶える。
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