神話と物語

北欧神話 · 全3章

九つの世界とユグドラシル

巨大な梣の木が全存在を繋ぎ留めている。そして何かがその根を齧っている

九つの世界とユグドラシル

全存在の中心には、巨大な梣の木ユグドラシルが立つ。その枝は空一面に広がり、三本の根はアースガルズ、ヨトゥンヘイム、ニヴルヘイムへと伸びる。枝には一羽の大鷲が宿り、その両目の間には鷹ヴェズルフェルニルが座る。根を齧るのは竜ニーズヘッグ。リスのラタトスクが両者の間を駆け、悪口を運ぶ。四頭の牡鹿、ダーイン、ドヴァリン、ドゥネユル、ドゥラスロールが上の枝を食む。三柱のノルン、ウルズ(過ぎ去りしもの)、ヴェルザンディ(今あるもの)、スクルド(来たるべきもの)は、一本の根の下にある泉のほとりに座り、運命の糸を紡ぎ、木が朽ちぬよう日ごとに水を与える。九つの世界がその構造に懸かっている。アースガルズ、ミズガルズ、ヨトゥンヘイム、ヴァナヘイム、アールヴヘイム、スヴァルトアールヴヘイム、ニヴルヘイム、ムスペルヘイム、ヘルヘイムである。

チャプター

  1. 01中心に立つ世界樹アプリで
  2. 02世界樹の生きものたちアプリで
  3. 03ノルンと名付けられし九つの世界アプリで

この物語の人物

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