
エジプト神話
セト
混沌、砂漠、そして必要なる破壊の神
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- 登場する物語
- 九柱神の創造 · オシリス神話 殺害と切断 · ホルスの誕生と逃避 · ホルスとセトの争い · ラーとアポピス 永遠の闘い · オシリス 死者の王
セトは混沌、砂漠、嵐、暴力の神であり、秩序ある世界の彼方にあるすべてを司る赤き主である。兄オシリスを妬んだ彼は、オシリスを殺してその体をエジプト中に撒き散らし、それからオシリスの息子ホルスと王座をめぐって長く凄惨な戦いを繰り広げた。だがセトは単なる悪役ではない。夜ごと彼はラーの太陽の船の舳先に立ち、混沌の蛇アポフィスに槍を突き立てる。彼こそ、その貪り食う者を殺し、太陽を昇らせ続けるほど強い唯一の神なのである。恐れられると同時に崇められる彼は、創造を脅かしながらも、それを守る必要なる暴力である。
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