
ブロックは小人の鍛冶師であり、兄弟のエイトリとともに神々の三つの至宝を鍛えあげた。きっかけは、イヴァルディの息子たちの作品に匹敵する物を作れる小人などいないとして、ロキが自らの首を賭けたことだった。エイトリが炉で作業する間、ブロックは休みなくふいごを動かしたが、ロキは蠅に姿を変えて彼を刺し、作業を台無しにしようとした。彼らは三つの宝、すなわちフレイの黄金の猪グリンブルスティ、オーディンの自ら増える腕輪ドラウプニル、そして槌ミョルニルを作りあげた。ミョルニルの柄が短いのは、最後の瞬間に蠅がブロックのまぶたを刺したためである。神々はミョルニルを最も優れた品と判じ、ブロックが勝利したが、ロキは首だけは賭けていないと言い張ってその身を守った。
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