北欧神話 · 全3章
ヴァルキューレとヴァルホル
戦で斃れた者の半数は、オーディンの館で宴に与る。彼の戦乙女たちに選ばれて。

オーディンの大いなる館ヴァルホルはアースガルズの中心にそびえ、その屋根は黄金の盾で葺かれ、壁は槍の柄で造られている。戦場で誉れ高く斃れた者の半数は、ヴァルキューレに選ばれる。オーディンの戦乙女である彼女たちは、戦場の上空を駆け、斃れる者を選び出すのだ。これらの戦士はエインヘリャルとなり、毎晩、猪の肉と蜜酒の宴に与り、昼ごとに死ぬまで戦う。だが夕暮れ前には傷を癒される。彼らはラグナロクに備えて鍛錬を積む。戦死者の残り半数はフレイヤの館フォールクヴァングへと向かう。最も名高いヴァルキューレの一人がブリュンヒルドである。オーディンが斃すと定めていなかった王に眠りの棘を刺し、その意に背いた罰こそが、ヴォルスング一族のサガ全体を形づくっていくのだ。
チャプター
- 01五百四十の扉を持つ館アプリで
- 02ヴァルキュリャが選ぶアプリで
- 03盾の乙女ブリュンヒルドアプリで
この物語の人物
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