神話と物語

ギリシャ神話 · 全3章

イオとヘラの嫉妬

ゼウスに愛された人間の女は雌牛に変えられ、大地の果てまで追い立てられる

イオとヘラの嫉妬

ゼウスは巫女イオに恋し、ヘラの目から隠そうと彼女を白い雌牛に変える。だがヘラは欺かれなかった。彼女はその美しい雌牛を贈り物として寄こすよう求める。罪を認めずに断ることはできず、ゼウスは応じざるを得ない。ヘラは百の目を持つ巨人アルゴスに、昼も夜もイオを見張らせた。ゼウスに遣わされたヘルメスは、物語と音楽でアルゴスを眠りに誘い、これを討ち果たす。悲嘆にくれたヘラは、休む間もなくイオを苦しめる虻を放った。イオは虻から逃れて大地をさまよい、海を渡る(イオニア海とボスポラス海峡はその道のりにちなんで名づけられた)。やがてエジプトにたどり着くと、ゼウスが触れて彼女を元の姿に戻す。彼女はエパポスを産み、その子はヘラクレスやダナオスの祖となり、こうしてイオは地中海文明を築いた母祖のひとりとなった。

チャプター

  1. 01ゼウスの欲望と白い牝牛アプリで
  2. 02百の眼を持つ番人アルゴスアプリで
  3. 03イオの彷徨アプリで

この物語の人物

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