
アウズンブラは、創造の暁に溶けた霜から生まれた原初の雌牛である。その乳房からは四本の乳の川が流れ出し、最初の存在である霜の巨人ユミルを養った。彼女自身は塩辛い氷塊を舐めて糧とし、舐めるうちに、一日目には人の髪が現れ、二日目にはその頭が、そして三日目には神々の祖ブーリの全身が姿を現した。ブーリの孫たちがオーディン、ヴィリ、ヴェーである。こうして恵みの雌牛は、その舌によって氷から最初の神をかたどり、巨人と神々という二つの血統の源にまさに立っているのである。
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